室内でも発生する熱中症

満開の桜を見る期間が年々短くなっているように感じます。
今年も、軒並み20℃を超える日々が続いていますが、紫外線対策のCMも始まり、怖いのが熱中症。
先日もニュースで注意喚起しているのを見ました。
その時医師の方が注意をしていたのが、「屋内での熱中症」

室内熱中症はなぜおこるか?

熱中症というと、日ざしのある屋外で発生するイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、室内にいても、条件によっては熱中症になることがあります。
発生原因としては、屋外での熱中症と同様、
①環境 :室温や湿度の高さ、風通しの悪さ
②からだ:乳幼児や高齢者、体調不良
③行動 :長時間の作業、水分補給できない状況
などがあります。

近年の室内熱中症の発生状況

総務省消防によれば、2017年~2019年の熱中症発生場所は3割から4割が敷地内全ての場所を含む住居となっており、室内での熱中症の発生も多くなってます。
室内での熱中症は、室内で過ごしてる間に室温や湿度の上昇など、環境要因で起こるほか、屋外での活動後に室内で適切に体を冷やすことができず熱中症になる場合や、夜間に冷房を使用すないことで屋外の気温が下がっても室温が上がり、寝ている間に熱中症になる場合もあります。

熱中症対策準備としてエアコンの試運転を行ないましょう

暑くなってエアコンを動かしてみたら調子が悪い。故障していた。などで、例年7月前後にエアコンの点検・修理や取付工事が集中し、数週間待たされる場合があります、猛暑日が続くこともありますので早めに異常がないか確認しましょう。

エアコンの運転は、まず、フィルター、熱交換器、室外機の状況をチェックした後に(冷房)にして最低温度にし、風量を最大で30分程度運転しましょう。

◆フィルター
水洗いをするか掃除機で吸いとりましょう。また汚れが酷い時は中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、乾かしてください。
乾燥が不十分だと、雑菌が繁殖し、カビや悪臭の原因になりますので、しっかりと乾かしてください。

◆熱交換器
フィルターを外すとシルバーの金属部分が見えます。これが熱交換器で、ここにホコリが溜まりやすく運転中に結露しやすいので、カビが付着している場合があります。
熱交換器の清掃は故障の恐れがありますので、専門業に連絡をしてください。

空調機・換気で気になる事がございましたら、一度当社にご相談ください。
専門のスタッフが対応させて頂きます。