新型コロナウイルス感染症対策として共通する3条件が示されています。いわゆる「3密(密閉・密集・密接)を避ける」というものです。
リスク要因の一つである「換気の悪い密閉空間」を改善する為、どのような換気を行えば良いのかについて考えてみました。
推奨される換気の方法として、ビル管理法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)における空気環境の調整に関する基準に適合していれば必要換気量(一人あたり毎時30m3)を満たすことになり、「換気が悪い空間」には当てはまらないと考えられます。
又、厚生労働省より良好な換気状態の基準として二酸化炭素濃度(CO2濃度)1,000ppm以下が提示されております。
CO2濃度を常に計測し、必要に応じて窓を明けたり、換気機器を付けたりする事は手動である以上、徹底する事も継続し続ける事も厳しいのではないでしょうか。
そこで、今回ご紹介する「密を感知し換気風量を自動で切り替える CO2センサー付換気扇」の登場です。
CO2濃度を600ppm~2000ppmの間で調整可能で、設定した数値を維持する事ができます。
これなら既存の換気扇をこのタイプに交換するだけで自動でCO2濃度を感知し、基準値迄を排気調整をしてくれるので1時間に1回換気する等の煩わしさがありませんね。
当社もこういった換気設備の改修工事も行っています。是非ともご検討を。