5月~6月はエアコンの準備運動(フィルター清掃)時期です!

近年、最高気温が35度を超える猛暑日が多くなってきましたね。
今やエアコンは夏に欠かせない機器となりました。
人間が運動を始める前に準備運動を行うのと同じく、エアコンも暑さを感じ始め冷房運転を行う前に、準備運動が必要だと言う事をご存じですか?

近畿地方も例年より半月も早く梅雨入りしました。
冷房運転が必要になってくる時期の到来です。

でも、いざ冷房運転を始めると・・・

・冷風が出てこない・異音(変な音)がする・異臭(カビ臭い)がする

「故障ではないのか?」と急いでエアコンを買い替える方が多いようですが、夏本番を迎えた頃は多くの方が購入を検討する時期。直ぐに買い替えが難しい場合もあります。
また修理の依頼しようにも混み合っている事も。

そうなる前に、まだ外気温が低くエアコンへの負担が少ない、また、修理が必要な場合も夏に間に合う5月~6月に、正常に冷房運転が出来るかを調べる準備運動(お掃除・試運転)を行い夏本番に備えましょう。

まずは、フィルター清掃編です。

以前投稿しましたトピック(エアコンと換気の違い)に記載しましたが、室内機は部屋の空気を吸い込みます。
吸い込んだ部屋の空気には、ホコリ・汗・キッチンの油・タバコの煙・ペット臭等と様々は物が含まれます。これらとエアコン内部で結露し発生する水分とが合わさり、カビが発生します。

エアコンからする異臭の元は、そのほとんどがカビなのです。
カビが人体に悪影響を与えるのは皆さんご存じの事と思います。
エアコン内部はクリーニング専門の会社にお願いするのも一つの方法ですが、こまめにフィルターの清掃を行えば、カビを部屋に振りまくリスクを下げる事が出来き、またエアコンの性能を落とさずにすみますので、電気代も抑える事が出来ます。

<簡単清掃>※フィルターお掃除機能付きエアコンは異なります

①エアコンの全面パネルを開き、フィルターを取り外します。
フィルターにはホコリが不着しているので静かに取外しましょう。
②フィルターの表側を掃除機で吸い取ります。
表裏を間違えず優しく吸い取りましょう。
③フィルターの裏側から水をかけて汚れを落とします。
頑固な汚れは、中性洗剤を使うと落ちやすいですよ。
④洗ったフィルターは、日陰で完全に乾かしてからエアコンに取り付けます。
濡れたままだと、そのままカビの原因となります。

⇒次回は、エアコンの試運転のお話です。